成東いちご 山武市成東観光苺組合 順子の苺園 |
山武市 | 業種:いちご園 |
電話&FAX番号:0475-82-5948 | (問い合わせの際は、「99beachを見た」と伝えますとスムーズです) |
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●順子のいちご園データ | |||||||||||||||||||||||||||||||
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●山武市成東苺組合料金表 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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「農の基本は土作り、苺の苗床つくりに1年」 「いちご本来の味を限界まで引き出してみたい」と言う中村さんの 土作りから追ってみた。 「堆肥と緑肥のハーモニーがいちご本来の力を引き出す」 私たちが「いちご狩り」でみかける土壌は、1年半以上前から時間をかけて作りだされる。管理された牛舎から仕入れる有機牛糞、もみがら、米ぬか、油粕、にぼしなどにEM菌(微生物の菌)を加え、時間をかけて何度も混ぜ始められるのは1年以上前の秋のこと。 何度も混ぜ合わせられ、有益な菌が発酵するのが、 5月。その発酵時の温度はおおよそ70度に達するという。 さらに、生み出されるその有機堆肥を活かす工夫として 夏場に 苺を刈り取った耕地には2m近くに育つ緑肥を栽培し、 根を地中に張り巡らせることによって、栄養分が行き渡りやすい仕組みを作り 上げている。一般に植物は、地上に見せている姿と同じくらい地中に根を張っているといわれ、その自然の力の応用が土作りをサポートしているのである。もちろん、2m近く育った緑肥も大切な自然の肥料としてに活かされる。 基礎堆肥作りに約1年。その有機堆肥が緑肥とトラクターにより 地中深く混ざり合うことで、苺の本来の力を引き出す土壌が完成するのである。最良のマリアージュと言っても過言ではないだろう。 そして9月半ばに完成したいちごの苗床に夏を越えた「いちご株」が植えられ、10月末頃からいちごの開花を迎える。ミツバチが活躍するのもこの頃からだ。 来園した際には、ぜひ実っている「いちご」と一緒に「株」の部分も見てほしい。豊かな土壌から育った 力強さを感じられるはずだ。 「このいちごは洗わなくて大丈夫なんですか?」 順子の苺園を訪れる方から最も多くちょうだいする質問と聞く。 菌や害虫に弱い「いちご」は、完全無農薬で栽培するのは至難の業とされる。通常、いちごの栽培においては、収穫までに30回程度の農薬使用が必要とされているがエコファーマー認定を受けている 「山武市成東観光苺組合」では、努力として、 第一に「いちご栽培」において使用される農薬規定の半分以下に留めていること。 第二に「いちご」にとって害虫であるアブラムシやダニなど駆除する天敵をハウスの中に放ち、農薬の使用を控えていることが上げられる。 さらに「順子の苺園」さんでは、いちごの開花後からよほどの事態にならない限り、限界まで農薬を使用しない方針をとっている。 その対策として、農薬の代わりに植物から抽出したエキスやミネラル、 玄米を発酵させたものを散布させることで、いちご苗の成長促進を補い、病気と害虫を防ごうと努力しているのである。 いちごの花、つまり、開花後の雌しべ部分はそのまま「いちごの実」となるので、口に入れる「いちご」の実は無農薬に近い状態となっている。 では、「順子の苺園」さんにおいて、いつ農薬が使用されているか とすると、5月の親株から太郎株、次郎株への増殖から、10月末頃のいちごの開花前までとなる。特に夏の暑さはいちごにとって大敵であり、菌や害虫を防止し、成長を促進させない無農薬の場合、現在の農業技術では生育を維持することが不可能に近い。
「安心して、美味しいと言ってもらえることに終わりはない」 |
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●ハウス内の写真 | ●みつばちが受粉するいちごの花 |
ビニールハウス1棟でおよそ3種類の「いちご」が楽しめます。ピーク時には1つのハウスに50名以上の方が
いちご狩りを
楽しんでいます。 |
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順子の苺園の手作りジャムです。苺の濃厚な味がクセになります。お土産にオススメです。 |
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