１２月上旬から５月のゴールデンウィーク過ぎまで楽しめる
「いちご狩り」は、雨天でも楽しめるレジャーとして定着している。１月から３月までに実際に訪れた方は、ハウスの中が温かいことで春を一足先に感じることだろう。
　「いちご」はスーパーで手軽に買え、スイーツの果物として人気であるが、実は菌や害虫に対して抵抗力が弱い果実として あまり知られてない。
そのため、農薬を使用しない場合には簡単に枯れてしまう、とても手間のかかる果実の代表でもあるのだ。

その点を「山武市成東観光苺組合」はいち早く気づき、
他地域との付加価値を高め、差別化を図るため環境
にやさしい農業である「エコファーマー」認定をいちご
栽培施設として、千葉県初の取得に至っている。

＜いちご栽培における特徴＞
・ 天敵を用いた害虫駆除
・ ミツバチによる交配
・ 有機質肥料主体の減化学肥料栽培などが上げられる。

　※エコファーマーとは、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律 （1999年制定）に基づいて
　　 認定された農業者。都道府県が定める指針に基づいて,持続性の高い農法とされる堆肥による土づくり，
　 　化学肥料・農薬低減技術を組み合わせて農業生産を行うことを指す。